ナチュラルストーンの山はどんな山?

グラニット(花崗岩)、マーブル(大理石)は

大きな工場が山を切り開き自分の工場で加工して

石を輸出・販売することが多い石材業界。

大理石の山と加工工場

ホラスでは、こういった高級石材ではなく、

砂岩やライムストーンといったナチュラルストーンを

輸出しています。

石材のマテリアル(ブロック)は、山奥の村人たちが

チェーンソーやつるはしなどを使って、殆どが手作業で

掘り起こしていきます。

村の中で丸のこなどの機械を持っている小さな工場へ運び込み

そこでブロックを引き取ってもらいます。





ブラッククロボカンの丁場
工場はそのブロックをカットしたり磨いたりして加工し、販売しています。

ホラスは、このブロックを販売している村人と、

機械を所有している工場を結びお客様のリクエストに添って

石材ブロックをチョイスし、品質レベルや石材の産地により

工場を選ぶという、石材のコーディネートを行います。

ナチュラルストーンの石を採る山(丁場)は、殆どが小規模なもので

数ヶ月掘り進んだら場所を移動しないといけなくなります。

その為、道路の整備や機材の導入などの大規模な投資をすることが

なかなか難しいのが現状です。


けれどその一方では、小規模な丁場であるからこそ、貧しい山奥の村人たちの

収入増加に貢献できますし、 村の工場で働く人たちの技術を向上してもらうきっかけにもなっています。日本のようなハイスピードで作業を行うのはなかなか難しい現状ですが少しずつ、日本の技術や作業方法など良いところを取り入れて彼らの生活向上に役立てられたらと願ってやみません。





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