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2月 7, 2012の投稿を表示しています

インドネシアの気候

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地球温暖化の危機が叫ばれている昨今、日本でも桜の開花の後雪が降ったり、梅雨の時期になってもなかなか入梅しなかったりと、気候の変化を感じられている方も多いと思います。  インドネシアもその例外ではありません。  インドネシアの気候は、大きく分けて雨期と乾期の2期に分かれます。  乾期は4月-10月頃まで、雨期は11月-3月頃でしたが、昨年あたりから、そのいつもどおりには季節が移っていかないようです。  今年、雨期が明けるはずの3月迄は、例年とは打って変わって雨があまり降りませんでした。その代わり、4月からは毎日のように大雨が降り、各地で洪水が起こり住宅の浸水や土砂崩れなどが起こっています。  丁場も、ご覧のような水溜りに。  地球温暖化防止のために、弊社では石材を切り出すときに出る廃材を利用したリサイクル商品の開発をしています。  たとえば、小さくなった廃材で、モザイクタイル作ったり、切り出したあとの石材の粉でタイルを製作したり、グリーンストーンの粉はゼオライトという肥料や土壌改良に利用したりしています。  今年は6月に入っても、ジャワ島ではまだ夕立が続いています。  このため、お客様にお届けする商品の納期が遅れることがあります。何卒ご理解の程、よろしくお願い申し上げます。 PT. HORAS INDONESIA Jl. Majapahit No.28a, Legian Kuta Bali,  Indonesia TEL : 62-361-755393  FAX : 62-361-764220 web : www.horasindonesia.com

COOL BALI! バリ島産の石材

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ホラス・インドネシアで紹介させていただいているナチュラルストーンの多くはジャワ島で採れますが、バリ島でも種類は少ないながらも個性の強い石が採れます。 その中でも、バリ島の高級リゾートホテル、ブルガリや、アリラ、ザ・ヘヴンなどのデザインに取り入れられたクロボカンストーンやチャンディ・バリ、セライなどは、それまでのトラディショナルなイメージを180度変え、ナチュラルでシックでおしゃれ!なイメージをバリ島の石にもたらしてくれました。 以来、ジャカルタのデザイナーもこの石やそのほかのバリ島産の石をデザインに取り入れるようになり、今まではバリ島の寺院のために採られていた石材も、ジャカルタなどの都市の住宅・商業施設用や、海外の建築用に輸出されるまでにもなっています。 バリ島産の石で今一番注目されているのはなんと言っても、クロボカンストーンですね。クロボカンは、ストーンと言っても土の塊のようなもろいブロックです。このクロボカンにもいくつか種類があるのを知っていますか? 一つ目は、オリジナルのクロボカンストーン。 バリ島西部の田園地帯が産地です。黄色っぽい茶色に黒やグレーの軽石が混ざっている素朴な石です。色味は丁場によって異なり、黄色っぽいものからグレーっぽいものもあります。 二つ目は、ブラッククロボカンとHORAS INDONESIAでは呼んでいるもの。実は産地はジャワ島なのです。ブラッククロボカンは上記2つ二比べ硬さがあり、色合いは赤みがかったダークブラウンです。採石はすべてマニュアルなので最大サイズは15x30cm程度です。 三つ目、こちらもクロボカンストーンにそっくりの、サルウォグナップ。クロボカンストーンよりややダークグリーンの色合いが特徴です。 いずれの石もブロックで、もしくはカットして売られているものがバリ島内では多く見られますが、丁場に隣接している加工工場の技術では、サイズに1-2cm以上のばらつきがあります。 弊社では、クロボカンストーンの大判も誤差を最小限に加工することが可能です。